おお、何故か甲子園では負けず、貯金増加中、一昨日もそうでしたが中継ぎ陣の頑張りが光ってます。
朝起きると鼻詰まり&くしゃみ連発、数日前にひいた咽風邪の後期段階なのか、はたまた花粉症が再発したのかは区別付かず、昨日来の雨でテニスは中止、朝ゆっくりしてからコンサートのため横浜へ、ミッチー&サンクトペテルブルク響の第2陣です、ただ同じ時間帯にアマオケのマーラー1番もあり、それを聴けないのはちと残念。
とその前にA.デイヴィス&BBC響の先行予約にトライ、発売開始は朝10時、クリックし続けてやっと繋がったのが10時10分、でも席位置が苦手なLAだったのでやり直し、その後も2-3分おきに繋がれどずっとLA、ただ2列→3列→4列とどんどん後列に移っており、LAがハケればPかRAになるだろう、と辛抱強くチャレンジ、やっと10時30分にRAが! ただ前から2列目、後ろの方が好みで、もう少し待てば3列→4列と推移するかも、と迷いつつも、ヒヨってここで決定。
ただ、みなとみらいの最安席ってLA、RA(のP寄り)およびP以外に3階センター後方もあったりするので、もう少し辛抱強く待った方が良かったかも。
実は本日の席もそのパターンで最安席なのに3階センターブロック、通路より後方前から2列目ど真ん中です。ただこのホール、設計ミスで3階通路側の仕切りが高く、通路裏最前列の人は舞台を見るために乗り出すことになり、そのため2列目以降の人はそれがブラインドに、よってミッチーの姿は殆ど見えませんでした(笑)。
予報通り気温低く、朝の最低4度は低め、日中に至っては最高8.5度と真冬の平年値すら下回り、家を出る時には真冬のベンチコートを羽織るかどうか迷いつつも街で浮くかも、とテニス用のウォームアップとマフラーで出陣、いつも暖房の入らないTXから熱風ほかほか椅子のJRへ乗り換えてやっと人心地、横浜に着く頃には雨もあがりました。
4月21日(日) みなとみらいホール
井上道義指揮サンクトペテルブルク響 チャイコフスキー ロミオとジュリエット、ストラヴィンスキー 火の鳥、ショスタコーヴィチ Sym5番
先日は後半のみ指揮棒を使ってたミッチー、今日はずっと棒を使用せず、前半2曲ともTp2,Tb3,Hr4、ただ曲毎に3パートとも1-2名入れ替わってます。まずロミジュリではTpのベタ吹きが印象的、続く火の鳥は1919年組曲版、美しいHrソロが印象的、ミッチーは弱音に拘らず、荒々しさも控えめ、ラストのコラールでこそ8-9分の吹きながら全体ではブラスやや抑えめ、と期待より迫力は低めでした。あとリードでもトラブったか"王女のロンド"あたりでアングレが退席し、そのまま戻らず。
後半はショスタコ5番、5-6年前のチクルスの時も5番は聴いてません。金管ではTpのみ前半から増えて4本に、ミッチーは中庸のテンポで粘ったり凄んだりする部分は少なくかなりストレートな表現、ブラスの爆発度もこのオケにしては低め、第1楽章後半のHrソロは事前休憩無しに楽々とハイトーンをこなしてました(入りは出遅れたけど(笑))。ミッチーは第1楽章後に舞台を降りて客席の方へ(ブラインドなのでよく見えず)、お客さんに音を出す人でもいたんでしょうか? しばらくして復帰し、第2楽章もボウイングに個性ありましたが諧謔味や激しさは薄め、第3楽章はやや速めのテンポですいすい、このオケの木管陣はサンクトペテルブルクフィルやモスクワ放響に比べて粗い感じなんですが、ここでObソロが泣かせてくれました。アタッカで突入した終楽章は標準的テンポで始まり加速も徐々で余り速くならないスタイル、ブラスはここでもやや抑えめ、ただロシア標準(かやや速め)テンポのコーダに入ると俄然Tpが本気モードに!と思ったらハイトーン部ではやや腰砕けで先細り、このオケにしては物足りない吹きっぷりでした。
ツアー最終日とのことでアンコールは目一杯、全曲に口上付きでまずは"白鳥の湖"からObの有名な旋律から始まる部分、続いて先日もやった"ボルト"からTbの豪快グリッサンドの「荷馬車引きの踊り」、そして「これで最後」とプロコ"シンデレラ"から終曲「アモローソ」を重心の低い弦の分厚い響きで、拍手鳴り止まずもう1曲"くるみ割り"の「トレパーク」、ラストのパーカッションとTpが猛烈にハジけて、会場は興奮の坩堝でした。
聴いてる間は垂れる鼻水と出そうになるくしゃみの発作で、時々シンドかったです。
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