2014年10月18日土曜日

設定は本格度高いサバイバルゲーム - 矢野龍王「極限推理コロシアム」

 阪神遂に3連勝!しかも勝ち方がイイ、こうなったら4タテスウィープといきましょう、流れが変わるとあっさりひっくり返されそうなので。

 ともあれ、これから応援に帰ります。

 とその前に本日は読了本から、先日からは数冊手元にあるメフィスト賞受賞作を読むことに、まずはこれ、第30回受賞作です。

極限推理コロシアム 矢野龍王
 何者かに幽閉された2箇所のクローズドサークルで起きる連続殺人とその解決を競わされる理不尽なゲーム、とマニアならゾクゾクする設定ながら、本格度は期待より低め、サスペンスとして読んでいれば落胆度も減るのでは。
<< 以下ネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい!! >>
 抜け道の存在と先方のアリバイが判明した時点で、100%交換殺人、そして勿論こっち側の犯人はヒロイン、と思ってました、まるっきり違ったけど(笑)。



 メフィスト賞にしてはちょっとミステリー度が低い感じ、貴志祐介による巻末解説(講談社文庫版)の褒め方(貶し方?)が微妙に上手。

 明日は飯森&センチュリー響"復活"です!

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