2014年10月19日日曜日

飯森&センチュリー響&山形響の2番

 いやあ、ホントに阪神勝っちゃいました、昨夜の日テレのお通夜の如き中継も最高、とは言えプレーオフ(CS)には大反対なので(日本シリーズは優勝チームが出るべき)複雑な気分、ともあれ、巨人の分も頑張らねば、相手が日ハムなら勝てる気がしてきました。

 この日は読響の1番、アマオケの2番とセンチュリー響の2番、とマーラーが3つも重なっており、色々と迷った挙句、センチュリー響の最安席が残っているとの情報を得、読響は17日公演を頑張って安価入手し、アマオケは諦め、こちらに参戦。

 開演前に飯森氏のプレトーク、自分の記憶では"大阪センチュリー響"だったのがいつの間にか"日本センチュリー響"と改名した経緯(大阪からの助成金の有無)を話してくれました。今日のオケは彼と縁が深い2楽団の合同オケです。

 彼のマーラーは東響とのコンビ中心に何度か聴いてますが、程々の歌心を持ちつつ基本的にはアク少なめのすっきり系との印象あり、2番に関しては前回は2006年

10月19日(日) サントリーホール
 飯森範親&日本センチュリー響&山形響 マーラー Sym2番
Hr6,Tp6,Tb4、海外から呼んだゲストコンミス率いる弦は対向配置、合唱は最初からPブロックにスタンバイし、終楽章前半クライマックスで立つ趣向、これまでと同様飯森は基本すっきり系でシンフォニックな音作り、第1楽章後に意図的に間を取ってはいましたがわずか1分、第2楽章後にソリストとオルガン奏者が入ってまた1分(だったら第1楽章後にすればもっと休憩を稼げたのに)、やや不安も感じたオケの中ではTbトップの色気ある音とハイトーンでもヴィブラートを忘れないTpトップの艶のある響きが印象的、舞台裏左手のバンダではTpソロが上手、ラストはバンダからHrが4本加わり10本に、合唱もまずまずの迫力でそれなりに壮大な音場でした。

 配布されたプログラムに何と有栖川有栖のエッセイが! さすが関西、と言うか、センチュリー響のプログラムにまいどアリスの小文が載ってるんやとしたら、羨ましい限りです。

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