2018年11月25日日曜日

清水&上野学園の噴水、沼尻&桐朋の惑星

 夜行バスはバスタ新宿着、曇りのち晴れ、気温低め、その足で午前は教え子の試合の応援。

 昼学園祭に差し入れしてから午後は音大オケフェスの2日目へ、上野学園の噴水と桐朋の惑星です。

11月25日(日) 芸術劇場
 清水醍輝&上野学園大学管弦楽団 レスピーギ ローマの噴水、プロコフィエフ 3つのオレンジへの恋
 まずは桐朋によるファンファーレ、ステージ最前列にTp4,Hr2,パーカッション、Tb3、チューバ?ファンファーレっぽいファンファーレでした。そして上野学園、先生っぽい人がチラホラ、レスピーギははHr5,Tp3,Tb3、ローテしつつプロコではHrが4本になりコンミスは左右交替、両曲ともブラスの吹きっぷりまずまず、個人的MIPは美人3rdTp奏者。
 沼尻竜典&桐朋学園オーケストラ ホルスト 惑星
まずは上野学園によるファンファーレ、Tp3,Hr1,Tb1,Tuba1をユニットとして2組が左右対称に最前列に並び、華やかなサウンド。桐朋の惑星はHr7,Tp5,Tb4、豊満コンミスが存在感たっぷり、沼尻はプロを振る時より温度高めで煽り気味、特に天王星コーダのブラスの咆哮が見事、私的MIPは美人Hp奏者。

2018年11月23日金曜日

峻烈Tpのカルミナ・ブラーナ - 齋藤和昭&楽団カーニバル2001

 秋晴れ、いや冬晴れ、朝は今季最低0.5度とマイナス目前、日中は最高15度弱、この3連休は実家で同窓会もあるので、軽いギックリ腰の兆候に鑑みテニスは完全休養(と言うかサボり)、朝ゆっくり留守録用にハードディスクの空きを作ってから都心へ。

 午後はVPOのブルックナー5番、は手が届かないのでラザレフ&日フィルのプロコロミジュリ、の予定でしたが安価入手が叶わず(涙)、先週のショスタコ12番と併せ、今季はラザレフとは縁が無いみたい。

 学園祭で後輩に差し入れをした後、何も聴かないのも口惜しいのでアマオケへ、合唱やマンドリン、吹奏楽、オケなど色々な団体からなる総合組織で、ラストがカルミナの合同演奏、この団体で確か4-5年前"復活"終楽章を聴いてます。

11月23日(金・祝) なかのZERO
 齋藤和昭&楽団カーニバル2001 第16回総合音楽祭 マイスタージンガー、カルミナ・ブラーナなど
 第1部が合唱、第2部がマンドリンオーケストラ、第3部がウィンドオーケストラ、第4部がフィルハーモニーオーケストラ、第5部が合同演奏、と5部構成3時間超、第3部のウィンドオーケストラはTp6,Tb6,Hr4,ユーホ2,チューバ3、ウェストサイドストーリーやポップスなど、ブラスまずまず、第4部のフルオケはHr6,Tp3,Tb3、こうもりとマイスタージンガー、やや発展途上の感。最後の合同演奏の指揮は齋藤和昭、アナ雪メドレーの後のカルミナはHr7,Tp9,Tb8?、マンドリンも入るので独自編曲、合唱はオケ後方でマイク使用、独唱の要らない曲中心に抜粋、終曲はTpトップのみ独自にVnパートを吹いて峻烈、アンコールに往年のヒット曲「明日への扉」、そして恒例らしい「天国と地獄」、MIPはティアラの似合う美人ピッコロ奏者です。

 演奏会の後は夜行バスでスポット帰省して同窓会。

2018年11月22日木曜日

メータ&バイエルン放響の豊麗マーラー1番花の章付き

 雨のち曇り、最高12度台と日中寒々、今季初めて昼休みの壁打ちで長パン着用。

 今日はP.ヤルヴィ&エストニア・フェスティバル管の先行発売だったことを失念、気が付いた午後には既に最安席SOLD OUT(涙)。

 夜はヤンソンス、改めメータ&バイエルン放響でマーラー1番。今年の上半期は海外オケ4団体(BBC響、NYP、IPO、hr響)によるマーラー5番対決、の筈がメータ&IPOのキャンセルにより3団体に、そのメータが今回ヤンソンスの代役で振ることになり、マーラー7番が1番に変更、奇しくもこの年末は3団体(バイエルン放響、ミュンヘンフィル、パリ管)によるマーラー1番対決と相成りました。

 ま、ミュンヘンフィルはバカ高(最安14000円!)ゆえ手が出ませんが(涙)。

 会場(芸劇)でヤルヴィ&エストニア・フェスティバル管の限定発売が!すわリベンジ!と並ぶも「D券売り切れ」と言われ、残券の席位置を見るとジャパンアーツの先行発売分と全く同じ、意味なーい。

11月22日(木) 芸術劇場
 ズービン・メータ&バイエルン放響 モーツァルト Sym41番、マーラー Sym1番
メータは杖を突き、介助者を伴っての入場(大丈夫?)、譜面台は使わず座っての指揮、弦は対向配置、前半モーツァルトはVn美しく伸びやか、木管は先日のNDRと違い自己主張してソロイスティック、特にObトップが抜群の存在感。後半マーラーはHr7,Tp4,Tb3(前回のアルプスSymもそうでしたが、アシを使わないポリシー?)、リハ不足かやや合わない部分があるのもご愛嬌、あと馬鹿ウマ(な筈)のTpトップが思いっきり第1楽章クライマックスで大事なパートを丸ごと落としてました(笑)。第1楽章リピート無し(賛成!)、そして何と花の章付き、そう言えばIPOの時もそうでした。メータは標準テンポで余り揺らさず粘らず、適度に歌います。Hrはトップが安定、全体では均質、楽譜通り起立した終楽章クライマックス始め要所で豪快、ブラス全体でもIPOの時よりやや鳴らしていて、弦もボリュームたっぷり、特に終楽章前半緩徐部の頂点など過去最大の音量、第1楽章結尾および終楽章は豊麗サウンド、アンコールは爆発ポルカ?ラストのパーカッションはホントに爆発。

 個人的注目終楽章ミュート早業着脱ファンファーレでは、何と全員ミュートを省略!楽そうです(笑)。

2018年11月18日日曜日

「我が祖国」初体験 - 大井剛史&府中市民交響楽団

 10年以上前、1度だけギックリ腰になったことがあり、その時は合宿中でロブを背走、振り向きざまグラウンドスマッシュ、ときっかけになる行為はあったのですが、一昨日あたりから、全く心当たりが無いのに軽いギックリ腰(ギックリ腰になって4-5日後、程度の状態)になってます。

 と言ってもテニスはやってるのですが、日常生活に不具合多く、腰を曲げてかがむのは無理、また寝ている状態から起きる際、座っている状態から立つ際はかなり注意深く行動しないとヤバそうな痛み。

 晴れのち曇り、朝10度台と冷え込み無かった半面、日中は最高15度台と低め、早起きして東京に出て午前テニス、午後アマオケと典型的休日、練習前にトレーニングをみっちりやらされ膝ガクガク。

 午後はアマオケ、ただ第1希望はローマの松、第2希望がブルックナー8番、どちらも招待サービスを忘れて(前者はそもそも無くて)断念、手ぶらで帰るのも口惜しいので無料公演の中から、得意分野ギリギリの「我が祖国」をチョイス、実は全曲まとめて聴くのは初めて。

 全曲一気に演奏するものかと思っていたら、途中休憩あり、と初心者には嬉しい限り、例えばマーラー3番でも、馴染みの無い人からすれば第1楽章後あたりに休憩があった方がまだ過ごしやすいでしょうし。

11月18日(日) 府中の森芸術劇場
 大井剛史&府中市民交響楽団 スメタナ 我が祖国
Hr5,Tp3,Tb3、「高い城」冒頭2台のHpが存在感抜群、「モルダウ」では一旦人事不省に、「シャールカ」でのTbがいい吹きっぷり、前半3曲終わった時点で休憩、よかった!後半はHpがもういません!ティンパニがいい叩きっぷり、オケ全体でもなかなかの音響、「ボヘミアの森と草原から」はタイトルから想像するよりしつこいラスト、「ターボル」の途中あたりからまた半ば意識喪失、アンコールは無し。

 やはりスメタナとは余り合わないのかも、「売られた花嫁」序曲は好きなんですが…。

2018年11月17日土曜日

小春日和にブルックナー8番 - 金山隆夫&カラー・フィルハーモニック・オーケストラ

 20度超の小春日和、インストアイベントを経由して、夜は杉並でアマオケのブルックナー8番。

荻窪に向かう丸ノ内線で席を譲られる(涙)、人生5度目、外人さんだったので逃げられず、座ってしまったのは人生2度目。

11月17日(土) 杉並公会堂
 金山隆夫&カラー・フィルハーモニック・オーケストラ ブルックナー Sym8番
 Hr8(うちワーグナーチューバ持ち替え4),Tp3,Tb3、金山氏の標準的テンポの棒の下、終楽章ではTp,Tbがなかなかの吹きっぷりでした。

 原因不明の風邪、1週間でゆるゆる症状がピークとなり、咳の発作に悩まされ、少し集中を欠いてしまいました。

 このオケ、次回はひな祭りに"復活"です!

アンダーガール、アンダーウェア - KissBee、桃色革命

 昨日は3度弱と今季1番の冷え込み、ただ今朝は9度台と冷え込み甘め、の中東京に出て午前テニス、予報通り20度超と小春日和となった午後、夜のアマオケブルックナー8番まで暇だったので、インストアイベントをハシゴ。

 まず池袋西武屋上で観たのは山野楽器のイベントでKissBeeなるユニット、微妙なルックスの6人組、ただメンバー1名欠席でアンダーガールっぽい4名が交替でそのパートを穴埋め。

 続いてタワレコ渋谷で観たのは桃色革命なるユニット、凹凸あれどそれなりのルックスの7人、唯一?の白アンダーウェアの娘が素敵。

 この後、荻窪でアマオケのブル8、それはまた、別の記事で。

2018年11月14日水曜日

下北進出と消えた脚本家 - 中野坂上デーモンの憂鬱 「消える」

 フジ深夜枠「GAKUYA」は前回の小道具が次回に使われる趣向が楽しい。同じ深夜枠「こんな未来は聞いてない!!」は地上波版はカットされてるのか話がちょいちょい飛びます。

 昨日は日中全く気温上がらず最高15度台、自宅の室温も初めて20度を割り、風邪気味のこともあってコタツ点灯。

 秋晴れ、最高17度強、横浜で講義した帰り道、下北で観劇。

 早めに着いたので新規ラーメン店を経由しヴィレッジヴァンガードをウロウロ、奇しくも今夜の「下北ダイハード」再放送は松本穂香登場のシーモネーター、いやシーモキーターの回。

 観たのは過去に何度か訪れているやや過激な劇団、初の下北進出です!

11月14日(水) OFF OFFシアター
 中野坂上デーモンの憂鬱 「消える」
開演数日前に脚本家が失跡し、右往左往する劇団員達と、謎の家族を並行して描き、それが交差してゆくお話、をマシンガントークを交えややメタな趣向てぶちまける、舞台装置なし約80分、本作も直前まで本があがらなかったの?と思わせる内容、開演前から演じられている光景が伏線として効いてくる構成の妙にニヤリ、とは言え、下北進出なのに実験色が強め?

2018年11月12日月曜日

アレクセーエフ&サンクトペテルブルクフィルの馬なりラフマニノフ2番

 朝試合に出て午後職場復帰、その後掲示板で安価GETに成功し、アレクセーエフ&サンクトペテルブルクフィルのラフ2に急遽参戦。

 本来はシェフのテミルカーノフが振る筈の公演で、このコンビのラフ2は数年前に聴いており、かつその時と比べて価格が倍近く(最安9000円!)になったため今回はスルー、の積りでした。ところが、テミルカーノフの直前キャンセルにより安価で手放す人が続出、テミルカーノフ以外の指揮で(旧)レニングラードフィルの音を聴いてみたい、という願望もあっての参戦、振るのは副芸術監督、アレクセーエフです。

11月12日(月) サントリーホール
 ニコライ・アレクセーエフ&サンクトペテルブルク・フィル シベリウス VnC、ラフマニノフ Sym2番
 オケはいつもと同じく対向配置で左方の弦バスの向かい側、右にブラスを固める布陣、前半シベリウスのソリストはテミルカーノフのお気に入り庄司紗矢香、アンコールにロシアでは有名な人形劇の音楽?を、観客は??でしたがオケメンバーには大ウケ、後半ラフマニノフはHr4,Tp3,Tb3、1人だけロータリーのTpトップがまずまずの吹きっぷり、ブラス全体でもテミルカーノフの時よりやや吹いていた感じ(知人によると1stVnが21人、弦バスが10人とテミルカーノフの時より多かったのでそれに合わせたのでは、とのこと)もあれど、サウンドとしてはほぼ同じ印象、初めて見るアレクセーエフは棒を使わず、時にテミルカーノフを思わせる手の動きも、ただ表現はテミルカーノフより粘りが少なめだったかも、第3楽章はやはり頂点前に少しカット有り、楽譜がそうなのかも、全体にはオケの地力で分厚いサウンドを満喫。アンコールは「くるみ割り」トレパークを半分オケ任せで奔放に。

 テニス仲間のテミルカーノフ大好き女史、彼の来日時は毎回全公演に参戦!(今回もこの後九州遠征)するんですが、今日は悲しげな表情でPブロック中央前方に座ってました(笑)。彼女によると、豊田でのラフ2、文京シビックでのチャイ5ではタクトを使っていたとのこと、曲により、気分により、指揮棒を使い分けるんでしょうか。

 どうやら本格的に風邪をひいた模様、突然襲う咳の発作に耐えるのがややシンドかったです。

グリーンカップ埼玉オープン第58回秋季クラシック

 朝雨の残る中、グリーンカップ埼玉OP秋季クラシックへ、予選2回戦、同じベテラン選手に序盤パスとロブで手玉に取られて0-3、その後前戦のアドバイスを思い出しアプローチをフォア側にも散らし始めたらそこそこ取れるようになるも、その差縮まらず5-8で敗退、ちょっと口惜しい。

 今日貰ったアドバイス:
サーブ、ストローク共に浅い。

 昼過ぎに職場復帰するも、当日掲示板でテミルカーノフ、いや、アレクセーエフ&サンクトペテルブルクフィルのラフ2を安価GET、サントリーへ。

2018年11月11日日曜日

ウィンナHr?の英雄の生涯 - 冨平恭平&ル スコアール管弦楽団

 昨夜帰宅すると断水していてショック(計画断水ではありません)、そしてNHK杯女子フリーが録画されて無くてダブルショック!

 秋晴れ、朝8度台と冷え込まなかった代わり最高は予報と違い20度に届かず、早起きしても風呂には入れず、トイレも我慢、全身脂っぽい感じのまま東京に出て午前テニス、午後はよく聴くアマオケで英雄の生涯。

11月11日(日) すみだトリフォニー
 冨平恭平&ル スコアール管弦楽団 ドビュッシー 管弦楽のための映像、R.シュトラウス 英雄の生涯
 弦は対向配置、VPOっぽくTpとTb、ClとFgが通常と左右逆の冨平シフト?、前半ドビュッシーはHr4,Tp4,Tb3、オケはどのパートも安定(済みません、途中で意識失ってました)、後半R.シュトラウスはHr9(うち7,8本がウィンナHrっぽい楽器!),Tp5,Tb3、冒頭から弦が分厚い響き、Hrもいい鳴り、ブラス全体でもまずまずの迫力、コンミスソロもなかなか、中盤の頂点は勿論のこと、後半に入っても振幅大きな表現、アンコールは無し。

 夜帰宅すると断水は解消、ただ原因は謎のまま。


2018年11月10日土曜日

「新しい価値視点」の威風堂々、火の鳥 - 田中健&Innovation in Sounds Philharmonic

 本日はラザレフ&日フィルのショスタコ12番を聴けない口惜しさを紛らわすべくアマオケのハシゴ、多摩センターで惑星を聴いた後、蒲田で聴いたのは未知のオケによる火の鳥。

 「新しい価値視点を実験する」を理念に2015年に創立され、過去にR.シュトラウスの交響曲やラフの交響曲3番など、レア曲を採り上げるのが特徴の一つっぽい団体、今回のポイントは「威風堂々」を1番から5番まで全曲やる点か。

11月10日(土) アプリコ
 田中健&Innovation in Sounds Philharmonic モーツァルト Sym41番、エルガー 威風堂々第1-5番、ストラヴィンスキー 火の鳥
 前半モーツァルトは対向配置の弦が瑞々しい響き、Obトップがいい音色で2番Tpが可愛い、兎に角どのパートも上手、若くていいオケです。後半まずエルガーはHr6,Tp4,Tb3でバストロがいい吹きっぷり、第1番有名なトリオで一瞬だけHpを強調したり、両端部でボウイングを工夫して弦をシャープに際立たせたりと同曲初めて耳にする鮮烈サウンド、続くストラヴィンスキーはHrが5本になり、何故かVn前2列4名がマーラー4番の如く別楽器用意(←序盤で「調弦を変えてグリッサンド」との指定があるらしく、その箇所のみ使用したのかも…)、弱音表現が精妙、クライマックスの迫力はぼちぼち、アンコールは無し。

 「威風堂々」は1番と4番しか聴いたことなく、全曲同じパターンかと思ってましたが、2番など変化球もあることを知りました。でも1番が1番の名曲かな。

美人コンミスの惑星 - 金山隆夫&ゴルドベルク・フィルハーモニカー

 全く心当たりが無いのに軽い風邪の症状、何故?

 曇り後晴れ、最高23度弱と午後ややポカポカ、早起きして東京に出て午前テニス、午後はラザレフ&日フィルでショスタコ12番。

 と言いたいところでしたが安価入手に失敗(涙)、断念してアマオケのハシゴをすることに。

 まずはパルテノン多摩まで遠征して惑星、「抜粋」とあるので望むところ、元より火木土天の4曲しか興味が無いのでこの順の抜粋を希望!

11月10日(土) パルテノン多摩
 金山隆夫&ゴルドベルク・フィルハーモニカー ウィリアムズ スターウォーズ、ホルスト 惑星
 前後半ともHr7,Tp5,Tb3、コンミスが美人、前半スターウォーズは20世紀フォックスのテーマに始まり新旧8曲からなる構成、奏者若干名が曲に合わせてヨーダやダースベイダーのお面を付け、指揮者もコスプレ、TpとHrがやや心許ない反面、Tbがまずまずの吹きっぷり。後半ホルストは希望と少し異なり前半4曲の真ん中に天王星を挟む形の抜粋、つまり火金天水木、ティンパニ(小柄な女性)とドラの叩きっぷりよし、ここでもバストロいい吹きっぷり、全体の迫力はぼちぼち、アンコールはまずホルストの弦楽曲(美人コンミスのソロフィーチャー)、続いてパイレーツ・オブ・カリビアンを華やかに。

 この後、蒲田に移動しアマオケ第2弾、火の鳥へ。

2018年11月9日金曜日

高関&藝大フィル、異なるリズムのマーラー7番

 先日ヤフオク1000円購入したシャープの液晶TV(26型、BD録画機能付)が到着、解像度1366x768なのに怪しいメーカーのフルHDより遥かに綺麗、かつまともに見える角度(上下左右)が段違いに広くて驚き!

 曇り時々雨、気温は終日15±2度、昨日は諦めていた高関&藝大フィルのマーラー7番を当日安価GETに成功し急遽参戦、これで7番は今年6度目です!

 高関による7番は10年以上前に群響との演奏を聴いてます。その時のプレトークで出版譜の不審な点を何100箇所も版元に確認しつつ修正した譜面を使う旨話してましたが、今回は更に手を入れてるらしいです。

11月9日(金) 藝大奏楽堂
 高関健&藝大フィルハーモニア管弦楽団 バッハ <マーラー編> バッハの管弦楽作品による組曲 、マーラー Sym7番
 前半バッハは4曲からなる組曲(3曲目は有名なアリア)、オルガンやピアノまで使いながらマーラーにしては凡庸な編曲の感、「多人数」指定のFlは4名を指揮者の目の前に配するも、弦と同じフレーズを吹くケース多く、かつ後半2曲は出番無し、とその効果も薄め。
後半7番はHr5,Tp4,Tb3、テナーHr?は専業でHrの隣、第1楽章、テナーHrの吹き始めなど出版譜よりアウフタクトの付点を短く刻んで聴きなれたリズムと違う所が散見、高関流の改訂か、Hrトップは地味ながら激ウマ、終楽章弱音ソロもそのままの楽器でこなした女性Tpトップもいい音、第1楽章中盤の頂点および終楽章のコーダ前でTpがベルアップしたのがサウンド的にも効果抜群(←確かに楽譜にそう書かれてます!)、弦は揃っていてシャープ、木管は存在感あるFlトップ筆頭に上手、第2楽章後にギターとマンドリンが入場して再度音合わせ、カウベルは多い時は4人、前半持たなかった棒を手にした高関は11年前と比べ、タメたりテンポを落としたりする表現が少し増えたかも、全体の迫力もまずまず。

 この藝大フィル、久々に聴きましたが、殆どの在京プロオケより上手かも、って印象。

2018年11月5日月曜日

日の出オープン 2018

 ビックリのニュース: メイウェザーRIZIN参戦、那須川天心と。
体重が違うでしょ!ある意味、猪木vs.アリ以来の驚きかも。

 日中はほぼ晴れ、最高23度弱と高め、日の出OP2018に参戦、午後ラウンドだったため朝職場に顔出してから武蔵引田へ、往きの中央線、何故か多摩地方は雨(涙)、とは言え、五日市辺りまで行くとまた晴れ。

 1回戦学生に0-6,0-6で瞬殺されて終了、本日のお小遣いは2100円、夕方には職場復帰。

 今日貰ったアドバイス:
バックのスライスでネットに出るパターンはいいが、アプローチが全てバック側一辺倒、ストレートに流すのも交ぜるべし。

2018年11月4日日曜日

ハーフストップっぽいHrの5番 - ジェフリー・リンク&東京アマデウス管弦楽団のマーラー5番

 フィギュアのフィンランド大会、TVに映る観客がほぼほぼ東洋人なんですけど…。

 曇り時々雨、東京に出て午前は教え子の応援、往きの黄色い中央線各停で白とピンクの天使に遭遇。

 午後はアマオケ、何とマーラー5番がミューザとみなとみらい、2か所で重なって贅沢な悩み、前者は親友がコンマスをやっていた団体ながら(もう辞めちゃったので)招待券をGET出来ず、後者を選択。

 このオケのマーラーは震災直後に2番を聴いてます。

11月4日(日) みなとみらいホール
 ジェフリー・リンク&東京アマデウス管弦楽団 モーツァルト Sym31番、マーラー Sym5番
前半モーツァルトはHrがやや不調。後半お目当てマーラーはHr6,Tp4,Tb3、Tpソロは朗々として美音、第2楽章後に音合わせ、第3楽章起立したHrソロは何故か手を深めに突っ込んでくすんだ音色(ハーフストップ?ハーフミュート?これだとゲシュトップとの音色の差が出にくいんですけど…、よく聴けばHrパート全員そうしてたかも)、弦は解像度良く、チェロがいい響き、リンクはアク薄めて丁寧な音造り、ただ第4楽章は何度か乱れ(棒が変だった?)、終楽章ラストはブラスの吹きっぷりはなかなか、アンコールは無し。

 帰り道はそこそこ本降りになってました。

2018年11月3日土曜日

アシュケナージ&アイスランド響のラフマニノフ2番

 最近「月の光」を聞くと深夜枠「文学処女」を思い出します。

 世界選手権の種目別、チュソビチナが出ていて驚愕!ま、先日のドスサントスはさすがに別人だったらしいけど。

 晴れのち曇り、冷え込みやや緩んで気温5度の早朝、東京に出て午前テニス、午後からはラフ2のハシゴ、アシュケナージ&アイスランド響とノット&東響、の筈でしたが両者とも掲示板による直前入手、前者はコンビニ発券で問題無しながら、後者は都心から火曜(か水曜朝)に発送された普通郵便が前日金曜夜の時点で南茨城に届かず、主催者も仮券発行をしてくれずピーンチ!

 テニスの終了は11時、午後のアイスランド響の開演は14時、ただ前座の辻井伸行のピアノ協には全く興味が無いので、片道約1時間半で自宅に戻れば本日投函されてチケットを回収し、かつ後半のラフ2には間に合う、と判断して茨城へ。

 しかし!土曜昼の時点で未着でした…(涙)。(←結局届いたのは月曜、過去の経験では都心発普通郵便は翌日か遅くとも翌々日、どうなってる、日本郵便!)

 矢折れ刀尽きてミューザに到着したのは2時50分頃、丁度辻井のアンコール中、曲は「月の光」、ナイス選曲!

 ホールに入ると満席でビックリ!「アイスランド響にしては高い」と買い控えていた公演だけに、ずっと安かった昨夜のNDR(自分のいた貧民席以外は半分程度の入り)を思い出すと、チケットの売れ方が悲しい。

11月3日(土) ミューザ川崎
 ウラディーミル・アシュケナージ&アイスランド響 ラフマニノフ Sym2番
上記理由により後半ラフマニノフ2番のみ、Hr5,Tp3,Tb3、ブラスの吹きっぷりまずまず、Clソロは清楚系、Hrソロもなかなか、弦は非力ながら第3楽章の頂点はかなりの迫力、終楽章など速いパッセージにになると縦が揃わなくなる傾向あれど、それはそれで味わいあり、個人的MIPは美人Fg。アンコールは定番「ヴォカリーズ」、アシュケナージがスコアを逆にめくる姿を見て、この曲に2度もリピート箇所があるのを知りました、ただ繰り返す際はバランスや表情を変えていた感あり。

 ホール前は雨が降った跡あり、この後サントリーに向かい、ノット&東響ラフ2で会う約束をしていた知人に事情説明の挨拶(その知人によると「ノットのラフマニノフは意外と粘った表現で、名演だった」とのこと、ちょっと口惜しい!)。

 明日はアマオケでマーラー5番!

2018年11月2日金曜日

ギルバート&NDRのブルックナー7番

 体操の世界選手権、結婚・出産を経たムスタフィナが出ていて驚き、あと久々に見た気がするバイルズはやっぱり凄く、床など桁違い、1人だけ別世界、と言えば一昔前のドスサントス、個人総合の5,6位あたりにドスサントスの名前がありましたが、まさか本人じゃないでしょうねえ。

 本日11月2日は阪神の日、と同僚の横浜ファンから教わりました。85年の日本一になった日か。確か上智の学園祭で迎えたなぁ(遠い目)。しかしソフトバンクと互角に闘う広島を見るにつけ、彼我の差の大きさを痛感。

 連日の快晴&綺麗な夜空、よって朝は冷え込んで昨日は今季初めて5度を割り、今朝はさらに下がって3度台、札幌より低い!

 夜は東京に出てギルバート&NDRエルプフィルでブルックナー7番、前座のソリストがグリモーからブッフビンダーに変更とのこと、自分にはどーでもいい話。

11月2日(金) サントリーホール
 アラン・ギルバート&NDRエルプフィル ベートーヴェン PC4番、ブルックナー Sym7番
弦は対向配置、前半ベートーヴェンのソリストブッフビンダーはアンコールに指クルクル系2曲(ベートーヴェンとバッハ?)。後半ブルックナーはブラスの並びが工夫され、右にTp4、中央にTb3、左にHr、その後方に専業のワーグナーチューバ4本とチューバ(チューバは丁度Tbの後ろ)、冒頭がかなりの弱音、その後も強弱の起伏の激しい表情、弦は均質でまずまずの鳴り、木管は個々が突出せず一体にブレンド、ブラスはTp筆頭にいい吹きっぷり、過去聴いた同曲の中でも有数の響きでした。アンコールは団員やる気満々で楽譜を出していた(ローエングリン第3幕前奏?)のに無し。

 僕の10倍はブルックナーを聴いている知人が「過去最高の7番」と評してました。自分的には10数年前のブロムシュテット&ゲヴァントハウス管に次ぐ位、かな。