2012年1月22日日曜日

冬の雨にラフマニノフ、そして12人バンダの祝典&アンコール - 藤田淳平&交響楽団たんぽぽ

昨日は夜半にかけてかなり本格的に降りました、が朝起きると上がっており、午前テニス、午後アマオケと典型的休日、の筈でしたが東京に出てみると雨、あっさり練習中止です(涙)。

 しかし、梅雨時ですら3日連続して雨が降るのはまれなのに、関東の冬に3日連続ってのは異例、逆に12-1月にひと月降らないのはそう珍しくなく、例えば昨年の1月は降水量0ミリでした。

 気温はこの3日間同様に朝は冷え込まずプラス気温ながら日中は低め、ただ午後2時の気温は3度弱→5度弱→6度弱と徐々に上がっています。

 昼まですっかり暇になり、新宿駅構内の無線LANスポットで粘ってシャラポワの全豪OP3回戦をダウンロードしました。

 午後聴いたのは初めてのオケでメインはラフ2、前座に祝典序曲があるのも魅力、実は同じ時間帯にミッチー&京大オケのマーラー9番があったんですが、ミッチーの9番は3度も聴いてるし、京大オケのマーラーも9番含め何度か聴いてるし、何より招待サービスが無いため「1500円のマーラーより無料のラフマニノフ」って訳でこちらに参戦。

 ところでラフ2はよくパクられる曲ではありますが、先週スタートした「聖なる怪物たち」でのパクりっぷりはホントそのまんま、ちょっとヒド過ぎる気がしました。

1月22日(日) 新宿文化センター
 藤田淳平指揮交響楽団たんぽぽ ショスタコーヴィチ 祝典序曲 ハチャトゥリャン 仮面舞踏会、ラフマニノフ Sym2番
早めに会場入りしロビーで腹ごしらえ、するとホールから楽音が、ステージ上でプレコンサートをやってました、最初は木管五重奏(「トトロ」のみ認識←「ポニョ」でした)、続いて弦楽四重奏(鹿爪らしい曲)、後者の1stVnが普段着(か背広)っぽくて「開演まで5分なのに着替えなくて大丈夫か」と思いました。ところがすぐ始まった本ステージは服装自由、まあ半数以上は黒でしたが女性など華やかなドレスから通常の外出着っぽい方までいろいろ、そして遅れて出てきたコンマスはさっきの服装のまま、グレーの上着(ジャケット)が増えただけでした、なるほど。
 最初の好物祝典は何とバンダが12人!左袖にHr4、右袖にTp4、Tb3、Tuba1とブラスひと楽団分をごっそりトラに呼んだ感じ、そのバンダの鳴りよく豪快に盛り上がりました。続くハチャトゥリャンは有名なワルツに始まりギャロップで終わる5曲をチョイス、バンダがいないせいで少し淋しかったです。
 後半はラフマニノフ、オケはまだ発展途上な部分もありますが、第3楽章の情感、終楽章の盛り上がり共にまずまず、そしてアンコールは何と1812年!大砲の音は録音っぽいもの、そして気になっていたのは祝典でのバンダの譜面台12台が後半も残っていたこと、そうです、1812年のクライマックスに再び登場!12人バンダ!またも豪快に鳴って大盛り上がりでした。

 拍手が続いていても(アンコールが無い限り)さっさとハケるあたり、団のポリシーを感じました。

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