予報通り今朝は冷え込んでマイナス6.5度と今季最低、午後も最高6度台と低め、昼前後に震度2の地震が2度あり、この程度でも久々の揺れで、初めて最近はめっきり減っってたんだ、と気付きました。
夜は東京に出てコンサート、東フィルは100周年とのことで色々な企画をやるらしく本日もその一環、聴いたのは今年もう2度目となる5番です。
外山の振るマーラーはFMなら一再ならず聴いてますが、実演ではずっと昔に1度聴いたくらいかも。
1月12日(木) オペラシティ
外山雄三指揮東フィル 外山雄三 Vn協2番、マーラー Sym5番
まずは50年近く前に書かれた自作のVnC、大編成オケで現代っぽさは余り無く、何より20分に満たないのがいいところ、ソリストは松山冴花。休憩を挟んでマーラー、前半3楽章は速めのテンポを刻み、粘らず揺らさずどんどん進行、各所でアクセントを強調して平板な印象を薄めつつも武骨な感じ、Tpソロも天空に抜ける華麗な音色が多い近年では珍しく地を這うように末広がりにびやーっと鳴る土くさいタイプ、Hrソロもやや武骨、そしてバストロが武骨にバリバリ、と指揮スタイルに合っており、全強奏時は割り気味に鳴らすTpやHrが豪快(この音色を汚いと嫌う人もいるでしょうが)。第4楽章では一転して遅めのテンポで各動機をじっくり、終楽章もやや遅めで同傾向、ただ最後のコラールで一転速めのテンポになりそのためブラスの開放度が落ちたのが個人的には不満。演奏全般は粗かったですが、最近では珍しいスタイルで面白かったです。
マーラーの第2楽章だったか、楽章途中で1階席中央右側ブロックにいた女性が右脇の通路に出てずっとしゃがみこんでいました(3階Lから丁度見える位置)。気分が悪いのならそのまま退席すればいいし、隣の人が気に食わなかったのなら(席は空いてたので)他の席に座ればいいし、一体何をしてるんだろう?と思っていると、その楽章が終了してからホール外に出てゆきました。そこまで気を遣わなくてもいいのに。
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