2015年11月22日日曜日

ノット&東響のショスタコーヴィチ15番

 曇り、15度に届くかどうか、とやや寒々、東京に出て午前はきっちり練習、午後はサントリーでノット&東響のショスタコ15番。

 ただメインの15番はショスタコの中で特に好みでは無く、中プロ「ブルレスケ」も(R.シュトラウスは好きなんですが)余り好みでは無い曲想、と当初参戦予定無し、それでも直前にかなり安く入手出来たのと、2年目のこのコンビ、ブルックナー7番マーラー3番と今年聴いた演奏は充実していたのとで急遽参戦することに。

11月22日(日) サントリーホール
 ジョナサン・ノット&東響 リゲティ ポエム・サンフォニック、バッハ 甘き死よ来たれ、R.シュトラウス ブルレスケ、ショスタコーヴィチ Sym15番
 前半3曲は続けて演奏、と言っても最初のリゲティはステージ前方に並んだ100台のメトロノームが開演時刻前からカチカチ動いているだけの曲、一つまた一つと停まってゆく間に対向配置のオケ入場、Hr4,Tp2(か3)にTb4! 5分程して最後の1台が停まるとストコ編バッハがスタート、基本穏やかな曲で冒頭弦の柔らかな響きが印象的、それが終わる前にソリストのエマニュエル・アックスが入場、続けてR.シュトラウスへ、生で聴いてもピンと来ない曲でした。アックスはアンコールにショパンのしみじみ系。
 後半ショスタコはHr4,Tp2,Tb3、ノットは指示細かくシャープな音作り、第1楽章がこんなに緊張感に満ちた曲だったとは、第2楽章は冒頭ブラスのコラールが強め、オケではハミル率いるHrがソリッドでいい鳴り、ブラス全体でもまずまず、怖いレベルの全強奏の響きはないにせよ、よく彫琢された演奏と感じました。

 このところ、ノット&東響にハズレ無し、的イメージが自分の中に醸成されつつあります。

 帰り道北千住で途中下車、BookOffが消滅していてショック! でも居抜きでTSUTAYAが古本コーナーを設置しており、1冊80円で貴重な本(平石貴樹の新作!)を2冊入手! 却って良かったかも。

 明日はアマオケで"復活"の予定です!

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