昨夜は月と星空が綺麗だったので、今朝は今年初のマイナスかな、と思えど冷え込みやや甘く朝の最低1度台、その中東京に出てまずは昼過ぎまでしっかり練習。
午後はオペラシティでカム&ラハティ響のシベリウスサイクルの最終日、5,6,7番と充実のプロ、とは言え、シベリウス未熟者の自分にとっては、6番や7番の実演はせいぜい3-4度目位。
今日の席位置は3階Lのやや前方(舞台寄り)、オペラシティではVnがマスクされにくいR側に座ることにしてるので、やや聴き慣れない位置ではあります。
11月29日(日) オペラシティ
オッコ・カム&ラハティ交響楽団 シベリウス Sym5番、Sym6番、Sym7番
前半は5番、Hr5,Tp3,Tb3、カムの解釈はやはり奇を衒わず自然体の直球、L側だとやはりVnがやや弱く感じますが、舞台に近いせいか2番の時ほど響きの薄さは感じず、終盤ブラスの咆哮もヴァンスカの時より大人しめながらまずまず、何よりかなりゆったりだった最後の6連打がティンパニの入れ方含め充実した響きでした。
後半は6番と7番、もう印象がごっちゃになってるのですが、6番のみ今回の公演で唯一Hrが4本になったことは覚えています(譜面の本数と関係なくHrは常に全員上がるのかと思ってました)。ともあれHrは要所でいい吹きっぷり、続く7番、先日のリントゥ&フィンランド放響と違って、自分がイメージする通りの素直な響き、Tbソロは余り目立たず。
アンコールはまたも過去2日間と重なり無しの3曲、まずは定番"アンダンテ・フェスティーヴォ"を涼やかな響きで、次いで聴いたことの無い"ある情景のための音楽"、そして締めは何と"フィンランディア"! 冒頭ブラスは豪快に朗々と、中間部は比較的淡々と、そしてラストはそこそこダイナミックにやってくれました。
ヴァンスカとのチクルス最終日も確かアンコールの締めがフィンランディアだったので、もしかしたら、とは思ってましたが、本当にやってくれるとは…。
ともかく、初日こそややがっかり感ありましたが、終わりよければ全てよし、的な印象のチクルス、いや、サイクルでした!
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