夜行バスで関東復帰、そのまま学会へ、昨日から花粉症の症状悪化、花粉量が増えたとは思えず、帰省に伴い2日間乳酸菌ドーピングをしていないせい?
こちらは最高18度台とポカポカ陽気、なれど帰省に際し防寒バッチリの恰好ゆえ汗だくに、でも昨日は更に高く今季最高21.7度!だったとのこと。
学会初日を終え、夜はヤノフスキ&ベルリン放響のブルックナーへ、ヤノフスキの実演は初めて、ベルリン放響も似た名前のオケが多い(昔はベルリン放響とベルリン響がそれぞれ東西に2つずつ、似た名前のが計4つありました。今回はレーグナーが振ってた旧東ドイツのベルリン放響らしい)ので定かではありませんが、初めて聴く気がします。
3月18日(水) サントリーホール
マレク・ヤノフスキ&ベルリン放響 ブルックナー Sym8番
弦は音域順に並び、ブラスはVPOの如くTpとTbが左右逆で右にTp4(うち1人女性!)、左にTb4、その左にHrが4本ずつ2列で並び、うち後列4名がワーグナーチューバ持ち替え、つまりチューバとワーグナーチューバ、同族楽器が並ぶよう計算された配置。初めて見るヤノフスキは思ったより小柄、指揮スタイルは簡にして要、基本インテンポで虚飾を排した表現、それでも第3楽章など曲想なりで十分美しく、加えて終楽章だけ、時折タメたり煽ったりしたのが効果的、3本揃えたHpが要所で燦き、Ob,Flトップが存在感、やや非力と思えた弦も低弦がしっかり、高弦も一所懸命でまずまずの鳴り、ブラスは第1楽章など弦とバランスを取った鳴り、と思ったら終楽章は最初から9分近い吹きっぷり、コーダも徐々に盛り上がる部分が壮大、ただその後のファンファーレはぼちぼちの鳴り、ヤノフスキは最後の音が消えてから10秒近くして緊張を解き、拍手もその後から、と本日もお行儀のよいお客さん(笑)。
マーフィーの法則通りいい演奏会に限ってキャンセルする連れの友人(前回のキャンセルはサロネン&PO!)、今回もその例に漏れず、午後5時には外勤の仕事を終えた癖に、ホールに直行せず事務所に寄って雑用処理を始めたもんだから20分遅刻、1階席は第1楽章後にお客さんを入れてましたが2階席はそうはしてくれなかったらしく、おまけに第2楽章以降も入場不可、ずっと外でモニターを見ていたそう、アホです。
俺だったら「第2楽章の後に入れてくれ!」って暴れるけどなぁ…。
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