早朝東京に出れど雨で午前中の練習は中止、アキバで時間を潰した後、午後は横浜に行きサロネン&フィルハーモニア管の最終日へ。
本日のメインはシベ2、前々回来日時の同曲が凄ーく良かっただけに激しく期待、とは言え1週の間に2度も前座にブラームスVn協を聴かなきゃいけないのは個人的に苦行、本道を愛する人には叱られますが(苦笑)。
サントリー公演よりかなり空席多く、1階席右後方などぽっかりと3-4列×7-8席の無人ブロックが空いちゃってます。
3月8日(日) みなとみらいホール
エサ=ペッカ・サロネン&フィルハーモニア管 ブラームス VnC、シベリウス フィンランディア、Sym2番
最初はフィンランディア、Hr5,Tp3,Tb3、冒頭コラール頂点でのTb,Hrが深々といい響き、速い部分は速め、中間部の有名旋律の背後で鳴るバスドラロールが印象的、ラストの迫力はぼちぼち、続くブラームスのソリストはやはり身重にしか見えないヒラリー・ハーン、アンコールのバッハも先日と同じ(たぶん)。
後半シベ2は苦手なLAブロックから1階右後方に出来た空洞にこっそり移動(ごめんなさい)、Hr5,Tp3,Tb3、5年前に比べると細かい彫琢やケレン味が減少し、流れで一気に持ってゆく傾向が増えた感、第2楽章冒頭の"目だけ指揮"もやめてました(笑)。ブラスも第1楽章は抑えめ、第2楽章もぼちぼち程度、一方Hrの吹きっぷりと終楽章のうねり具合は前回を上回っていたかも、コーダのケレン味と壮大さもやや減少、とは言えTp,Tbの吹きっぷりは依然壮烈で豪快なクライマックス。ただ前回の最大感動ポイントだった金管コラール直前Vnの3つ組上昇音型に付けたアタック(その前低弦の同じパッセージは誰でも激しくアタックするけど、高弦では誰もやらない)、それをやめちゃったのが極めて残念(ま、楽譜はそうなっていないので…)、アンコールは先日と同じく定番"悲しきワルツ"、1階席後方脇にはほぼ届かない最弱音。
この日はほぼ全ての曲で最後の音が響いているうちに必ず"ブラボー"と叫んじゃう人がいました(笑)。
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