2015年3月29日日曜日

久々のミステリー、しかもガチガチ - 海堂尊「アリアドネの弾丸」

 阪神連勝! 現時点単独首位(笑)!

 ドゥダメル&LAPOの圧倒的な6番を浴びた後、その足で渋谷ブックオフ経由で新宿に行き夜行バスで帰省、小松はどんより曇り。

 本日は海堂作品まとめ読み企画の第2弾、「海堂作品って医療エンタだけどミステリーじゃないよね」(←自分も初期作を除きそう思います)との声に反発して書かれた?との噂の作品、その内容に相応しく、島田御大が巻末解説(宝島社文庫版)を書いてます!

アリアドネの弾丸 海堂尊
 病院内で起きた銃撃事件にいつものコンビが挑みます。エンジニアの不審死こそあれど、前半は近作同様メッセージ性強くミステリー度低い内容か、と思わせて後半は急展開、明らかな殺人が発生し久々にミステリー度(バカミス度?)の高い展開へ突入、タイムリミットサスペンス的興趣もなかなかです。
<< 以下ネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい!! >>
 ただ肝心な点で勘違い(若しくは説明不足)が見受けられます(アルミと同様、銃弾も通常は鉛や銅、亜鉛(または真鍮)など磁性を持たない金属で出来ているので…)、ただドラマ化に際して改良されているとの噂。

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