2015年12月12日土曜日

アリスの国名シリーズ第1作 - 有栖川有栖「ロシア紅茶の謎」

 晴天の下、青春18切符でプチ帰省、北陸新幹線開通の影響で沿線が3セク化されてしまい、以前は3-4通りあった経路も今や東海道回りが唯一解、約14時間の旅です。

 夕方の福井駅では乗り換え時間25分、途中下車して駅ビルの8番らーめんへ、野菜の炒め方は今一つながら、麺の歯ざわり(茹で具合?)は小松のどの8番よりGOODかも。

 先日新ドラのラインナップに火村・アリスシリーズがあるのを目にしてビックリ!何を今更…。

 このシリーズ、学生アリスシリーズと比べてロジック面弱く、数作読んで「後は暇な時でいいや」とうっちゃっているものの、それはあくまで比較の問題、他の著者の作品と比べれば、それはもう、十分本格の王道ど真ん中を行ってる訳で、読まないことにはドラマは観られません。

 しかもHDDレコーダーのBDドライブ不調の今、以前よくやったようにBDに焼いて積録、って訳にも行かず。

 と言うことで、この冬の課題図書は手持ちの作家アリスシリーズ未読作全て、少なくとも国名シリーズは全作、と決定。

 そこで今回の帰省に携えたのが国名シリーズ最初の3作、まずはこの第1作。

ロシア紅茶の謎 有栖川有栖
 フーダニットを軸に暗号物や密室物も含めた6編、「赤い稲妻」の「こんな軽い使い方勿体無い」と感じる密室トリックが舞台設定も含め秀逸、著者自身による巻末解説が楽しいです。

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