トリフォニーでのオールシベリウスプロが終わると総武線快速でみなとみらいへ、アンコールが無かったお蔭で次のショスタコに余裕で間に合いました。
聴いたのは昨年末の旗揚げ公演でチェリビダッゲばりの濃厚長大なブルックナー8番の豪演を聴かせてくれたコンビ、そして今日はショスタコ7番、期待です!
12月26日(土) みなとみらいホール
佐藤雄一&交響楽団CTK ショスタコーヴィチ 映画音楽「五日五夜」、Sym7番
前半は日本初演!の映画音楽、対向配置、Hr6,Tp4,Tb4、自作11番とそっくりの部分(引用?)があったり、ベト第9の自作12番風アレンジがあったりとかなりふざけた音楽40分近く、Hrが豪快、ドラがいい響き、後半の7番は本隊がHr5,Tp4,Tb4、バンダは舞台上右手奥にHr4,Tp4,Tb3、第1楽章ボレロ楽想最初のスネヤがビックリする程の弱音、頂点ではシンバルとドラが鮮やか、ブラスはまずまず、遅ーいテンポでマーラーみたいにグロテスクだった第2楽章後に音合わせ、第3楽章も中間部前に冒頭主題が回帰した部分での表現が濃厚、終楽章は緩徐部に入ってスローダウン、ねっとりと遅めテンポのままクライマックス、ラスト1音はスヴェトラばりに長ーくかつクレッシェンド!第1楽章こそ比較的普通の解釈に感じましたが、終わってみれば90分近く、期待通りの重厚長大演奏でした!
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