午前中かなり降った雨も昼には上がって青空、予報通り、と言うか予報以上に気温は上がって最高24.4度!感覚的には春の陽気、と言うか、花粉症の症状か微妙に目が痒いのですが、気のせい?
昼休み自転車で走行中、車体感覚(身体感覚?)を誤りハンドルを握る右手小指を道路脇看板に痛打!痛くて2-3日は小指を動かせなかった程。
それでも翌日の昼休み、壁打ちが普段と変わらず出来たあたり、テニスに小指を使っていないらしい。
夜は東京に出てデュトワ&N響のマーラー3番へ、彼の振るマーラーはこれまで(たぶん)1番、5番、8番あたりを聴いた気がするのですが、余り感心した記憶無し、しかも会場は苦手なNHKホール。
とは言ってもマーラーの中でも一番好きな3番だし、と迷っていたところ、知人が奢ってくれるとのことで即参戦決定、しかもその奇特な連れ、1時間前に並んで自由席の中では1番いい席を温めておいてくれました。
代々木体育館で何かイベントでもあるのか、明治神宮前からNHKホールに向かう際、歩道橋が大渋滞。(←アムロのコンサートだった模様)
12月11日(金) NHKホール
シャルル・デュトワ&N響 マーラー Sym3番
合唱は女声約60名、児童約40名が最初から舞台奥雛壇にスタンバイ、弦は音域順、Hr9,Tp5,Tb4、第1楽章はテンポ速めで粘らずキビキビ、冒頭Hrが音を割って頑張っていたのが印象的、Tbソロはソフト系、ブラス全体の鳴りはぼちぼち、ティンパニが思い切りよい叩きっぷりで、木管がやや不安定、第1楽章後に独唱のレンメルト(デカい!)が指揮者左脇に入場、第2楽章緩徐部が遅めで意外とねっとり、第3楽章ポストHrはTpトップが舞台裏右手に移動して吹奏(激ウマ、ただ裏から戻る際ポストHrとTpっぽい楽器の2本を携えていたので、ポストHrを吹いたのかは不明)し、その間アシが1stパートを担当、通常続ける4,5,6楽章をしばし切って、その間に合唱が起立&着席する独自スタイル(確か現田&TAMA21交響楽団で似た趣向)、そして白眉は棒を置いた終楽章、遅め基調にテンポを微妙に揺らし、各動機を細かく丁寧に歌う表現、デュトワのマーラーでこれだけ情感たっぷりなのは初めてかも、さすがに負担が大きかったかTpトップはクライマックス前の弱音コラールでは山場を越えた直後に落とし穴、また珍しくその箇所で一部アシと分奏、クライマックスのスケール感はまあ、NHKホールだけにそれなり。
デュトワのマーラーで初めて感心しました。特に終楽章に関しては1年以上掛けて全パート全音符を(歌いながら)midiに打ち込んだ経験があり、全ての音を把握してる積りでしたが、意識していなかったVlaのパッセージがあって驚き、この1点だけでも心に残る演奏でした。明日は更によくなると思います。
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