朝軽く冷え込んで-1.4度、日中晴れて14.4度と少しポカポカ、こうやって日較差が15度を超えると冬になった、という気がします。
冬の課題図書、5冊目は国名シリーズ第5弾のこれ、ショートショート的挿話を含めて7編収録の短編集です。
ペルシャ猫の謎 有栖川有栖
ある意味問題作の表題作を含め、スピンオフ作品があったりミステリーですらないものが複数あったりと変化球ばかりで本格度はかなり低め、 逆に火村・アリスのキャラ小説として読んでる人向けかも、(本筋とは関係の無い)ラスト1行を書きたかったんじゃ、と勘繰りたくなる「わらう月」やマーラーに題を採った「悲劇的」が内容とは別に印象的。
0 件のコメント:
コメントを投稿