2015年12月29日火曜日

2015年読んだミステリー

 連日の冬晴れ、今朝の最低マイナス4.3度と今季最低、やっとこの時期らしくなってきました。

 職場は今日からクローズ、なれどここ3日間遊んだせいで山積した残務をこなした1日。

 2015年も残すところあと3日、ってことで今年の回顧企画、第2弾はミステリー、年間読んだミステリーは64冊、と週1冊の目標よりやや多め、有栖川有栖を8冊、米澤穂信を7冊、海堂尊と今野敏を5冊ずつ読んだ年でした。

 心に残ったのは印象度順に:

スイス時計の謎 有栖川有栖
 これぞロジック!の表題作が素敵。

叫びと祈り 梓崎優
 本格マインドあふれる内容に。

壺中の天国 倉知淳
 一見無理に思えた犯人同定のアクロバットに。

松谷警部と目黒の雨 平石貴樹
 著者復帰の喜び+端正なロジックに。

四季 冬 森博嗣
 想像を超えた作品間のリンクに。

秋期限定栗きんとん事件 米澤穂信
 「最後の一撃」にかける稚気に。

その女アレックス ピエール・ルメートル
 独特の雰囲気と先の読めない展開に。

生霊の如き重なるもの 三津田信三
 不可能趣味にこだわる姿勢に。

ジョーカー・ゲーム 柳広司
 着眼点よく、粒揃いの面白さ。

Another 綾辻行人
 なんだかんだ言ってもしっかり騙されたので。

美女 連城三紀彦
 著者らしい反転の味わえる数編+彼しか書けない超バカミス「喜劇女優」

 明日も仕事をして、そのご褒美に夜はアマオケでマーラー9番です!

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