2015年12月21日月曜日

アリスの国名シリーズ第4弾 - 有栖川有栖「英国庭園の謎」

 昨夜の日テレ単発ドラマ「ダマシバナシ」、同じシーンを繰り返す意味がだんだん分かってくる趣向など面白く、その次の時間帯フジのヤングシナリオ大賞作「超限定能力」は脚本のアイデアとエンディングの演出が面白かったです。

 昨夜雲が出たせいか朝余り冷え込まずプラス気温、ただ日中も曇りがちで寒々、だんだん昼休みに壁打ちに出るのが辛くなってきています。

 冬の課題図書作家アリスもの、4冊目も国名シリーズ、第4弾です。

英国庭園の謎 有栖川有栖
 フーダニット的なものは少なく、倒叙や島荘の名作へのオマージュなど変化球が多めの6編、ミステリー的に印象に残った作品は無いのですが、表題作の暗号は面白かったです(勿論解ける気配微塵も無し)。
<追記> もしかしたら表題作はアンチフーダニットかも、と後で気付きました。

 喜国雅彦氏の巻末解説(講談社文庫版)が楽しいです。

 今夜からFMは年末恒例バイロイト、DATテープの空き作りに励まねば。

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